株ちゃん速報20191024
過去に紹介しましたシュッピンが、大幅増益修正となっています!
↓過去記事
記事を読んでいただいていた方は織り込み済みかもしれませんが。
ただ、一か月ごとの売上推移でこの結果はわかっていたため、出し尽くし感に警戒してください。
シュッピンの9月売上は駆け込みが入っているという分析がありますので、その後のリバウンドには注意してくださいね。
15歳の天才を潰してはいけない
こんばんは。
先々日、ITに関する仕事をしている人にとって明るいニュースがありましたね。
それについて、書きたくなりましたのでご紹介。
どんなニュース?
15歳の少年が、自作言語を開発し、経済産業大臣賞(総合)を受賞したのです。
1980年から経済産業省主催として、優れたIT人材の発掘・育成を目的に開催している、作品提出型のプログラミングコンテストです。
2014年からは民間へ移行し、現在は日本からイノベーションを創出し、世界で活躍していくような若者を応援したい、そんな思いに賛同いただいた民間企業に支えられて開催を継続、今年で通算40回目を迎えます。
由緒ある大会で若者が大賞とは、なんとも素晴らしいことですね!!
僕はこの少年のように才能ある方は、凡人を押し退けてどんどん上にいってほしいと考えています。
本当の天才は、ナチュラルに上にいくので、彼は全く心配いりませんが。
で、本題は以下。
コードを見てみた
僕は天才がどのようなコードを書くのか興味があったので、ツイッターでGitが公開されていたので、斜め読みしました。(設計などを詳しくは見れていません。)
でも僕は凡人で、凡人が集まる大企業で働いてきてレビューを受けてきた経験から、凡人の大人がマウントを取るためにレビューで言いそうな浅いコメントをまとめて対策しておきます。
- gotoすんな
→全体の設計が頭に入っているんであれば可読性なんかいらない。忘れるのは凡人だから。貴方はこのコードのメンテナンスにかかわることはない。
- コメントが少ない
→全体の設計が頭に入っているんであれば以下略
- マジックナンバー使うな
→全体の設計が頭に入っているんであれば以下略
- 関数が長い部分がある
→基本的に十分にネストは浅いので問題ない。
- ドキュメントがない
→貴方のための開発じゃない。作り中って言ってるから待ちなさい。
上記をもし言ってくる人がいたら、凡人確定です。意見は無視されるべき。
彼の更なる飛躍のためには、仕様要件、設計に関する天才の意見が必要です。
今見直そうと思ったら、ソースコード公開ツイートが消えてましたので、Git紹介は避けます・・。残念。。
毎回思う天才プログラマーという呼称に対する違和感
ここからは想像や僕の考えを交えた話になりますが。
彼への呼称が「天才プログラマー」なことに僕はすごく疑問を持ちます。
彼は天才ですが、プログラマーの枠ではありません。
天才開発者です。
だから、プログラマーという言葉を使う人は、彼の凄さをわかっていないのでは、と感じてしまいます。(敢えてIT開発者のイメージで言っているのだとしても)
彼のすごさは、問題発見能力・構想力なのです。
自分で課題を見つけ、それを解決する道筋を建てられたことが、非凡なのです。
プログラムはただのツールです。
だから、短期間で言語を仕上げられたことは、仕様及び設計のスマートさの賜物であって、決して、プログラミング技術で成り立っているものではないわけです。
最後に
天才開発者が手段としてソフトウェアを利用してくれたその事実が、僕は嬉しく、業界へのギフトです。
彼が今後、ITを離れたとしても、続けてくれたとしても、その能力を存分に発揮できる環境が用意されることを願うばかりです。
本当に受賞おめでとうございます!
無限落とし穴状態のQR決済
こんばんは。
今日はQR(バーコード)決済の落とし穴についてです。
もう聞き飽きた?いえいえ、そんなことないはずです。
QR決済には落とし穴が無限にありますので、今回の僕の失敗を参考にまた一つ問題回避できるようになってください!
一体何が起きた?
さて、皆さんもご存じのように、消費税増税後の景気刺激策として、キャッシュレス決済によるキャッシュバックが様々なサービスで行われています。
この流れで、現金決済なんて勿体ないですよね。僕は基本的にキャッシュレス決済を行っています。
主に使っているのは、楽天Pay、楽天Edy、あとは各種クレジットカードです。
そんな状況の中、今日は旅行帰りだったので、おみやげを買おうとしたとき、その悲劇は起こりました。
店員さんがいくらバーコードを読み込もうとしても、認識しないのです。
格闘すること10分、最終的にはPay支払いはあきらめ、カードにしました。
一体誰が悪かったのでしょうか。何が悪かったのでしょうか。
QR決済を行う前の前提条件
まず、QR決済に関して、利用者が漏れなく得をするために、店員さんと協力してくぐり抜けなければならない落とし穴はいくつもあります。
今回のケースで、問題の箇所を明らかにするために、キャッシュレス決済の流れを改めて書き起こしてみました。
- 自分の準備しているキャッシュレスサービスが何かを把握しておく
- 自分の準備しているポイントサービスが何かを把握しておく
- お店がどのキャッシュレスサービスに対応しているか確認する
- お店がどのキャッシュレスサービスに対してキャッシュバック対応しているかを確認する
- お店のポイントサービスが何かを確認する
- この組み合わせの中で、お店に対して一番得するサービスを決定する
- キャッシュレスサービスを提示できるよう取り出す(※1)
- ポイントサービスを併用する場合は提示順で出せるように準備する(※1)
- 決定したサービスの残高が現在の買い物よりも高いかを把握し、不足ならば残高をチャージする(※1)
- レジに商品を置いた際、ポイントサービスを店員に伝える(※2)
- ポイントサービスを提示する(※2)
- 店員がポイントサービス対応を行う(※2)
- ポイントサービスが完了したら、キャッシュレス対応の準備を素早く行う(※2)
- キャッシュレスサービスが何かを店員に伝える(※2)
- キャッシュレスサービスを提示する(※2)
- 店員がキャッシュレス対応を行う(※2)
- 表示された支払い額を確認する(※2)
- 商品を受け取る(※2)
- レシートを受け取る(※2)
※1 片手あるいは抱えた商品を持った状態で行う
※2 レジに並んでいる人がいる場合は、その人の目の前で行う
いやぁ。。もはや修行ですね。
しかも、この流れのどこかでミスると3に戻る可能性があるという罰ゲームつきです。
その代わりに得られる利益は多くても10%程度。
会社でシステムを扱っている僕としては、こんなものを一般ユーザに求める時点で流行らないのは確実と思いますが、それはさておき。
問題発生個所
今回問題が発生したのは、「16.店員がキャッシュレス対応を行う」の部分です。
このタイミングで問題が起きると、時間はかかるし、後ろの目は気になるし、自分が店員さんに悪いことしているみたいだし、最悪な気分になるんですよね。。今回もそうでした。
でも、今回は店員さんのQR決済に対する知識はあり、その上でダメだったのです。
つまり前提条件が悪いんです。
原因はもっと前だということです。
原因
結論を先に言ってしまうと、問題の原因は、スマホの画面の明るさが足りなかったことです。
つまり、「キャッシュレスサービスを提示する」が失敗していたわけで、悪かったのは僕です。
でも言い訳します。
間違いなく、画面の明るさは100%でした。楽天Payのバーコードをタップして、明るくもしました。明度バーの位置確認も間違いなくしたんです。
ホントに、明るさに関する項目は全て確認したんですよ。
。。スマホがバッテリーセーブモードだということを除いて。
Androidのシステムも確認しなくてはいけなかったなんて、、盲点でした。がっかり。
対策
長時間の旅の後など、スマホの電池が減ってきたら、スマホのモードを意識しましょう。
というより、特別な状況を除いて、バッテリーセーブモードはOFFにしましょう。害悪なだけです。
最後に
店員さんごめんなさい。
【企業研究】日本駐車場開発(2353) を調べてみた!
今日の株紹介はこちら!
駐車場リース、スキー場運営、テーマパーク運営の日本駐車場開発(2353)です!
企業指標
事業内容:駐車場サブリース、傘下でスキー場、テーマパークを展開。商業施設での運営受託も。
各指標(更新日時ベース)
予想PER:20.71倍
PBR:6.42倍
ROE:32.1%
ROA:17.3%
自己資本比率:37.0%
有利子負債自己資本比率:69%
過去3年売上平均成長率:5.29%
空売り状況:無
配当利回り:2.56%(4.5円)
株主優待:有
指標的には?
PERは、他のパーク24(4666),パラカ(4809),アズーム(3496)といった他企業も低めですが、その中でも、日本駐車場開発は少し低めです。
ただ、特別な割高感、割安感はありません。
日本駐車場開発に関しては、ROAも高めなので、指標としては良い感じです。
そして、借金の割合が70%程度ですね。
リース事業なので、投資が先行するのは仕方ないことですが、この水準は他の同業と比べて低いです!
また、配当金もしっかり出ています。
配当金が2%を超えてる株を紹介したのは初めてかもしれません。
持ち続けて損のない株といえるでしょう!
配当・優待
優待は、全体的にアウトドアをよくする方なら、使える場面があるかもしれません。
ただ、全員に魅力的な優待ではありませんね。
ちなみに、1000株となっていますが、現在株価は200円未満なので、そこまで大きな投資ではありません。ご安心を。
事業内容は?
事業内容は、駐車場のリースと、スキー場の運営、テーマパークの運営と主に3つあります。
売上比率は、駐車場68%、残りをスキー場、テーマパークで等分といったところです。
市場の地合い
まず、駐車場に関してです。
日本の自動車市場は横ばいです。
よって、国内にこれから車がいきなり増えることもありませんし、急激に減ることもありません。
ただ、MaaSは今後増えていくことが期待できますので、どのようなサービスを提供できるかが今後の価値を作ります。
さらに、新興国では車の需要は伸びています。よって海外市場はまだ期待ができます。
他の事業に関しては、現状のところ、特出した動きは想像できません。
地合いとしては横ばいだと思います。
事業
日本駐車場開発は全体の70%の売上を誇る駐車場事業で、右肩上がりの伸びを見せています。
この事業は5年以上売上が伸び続けていて、直近決算では、経常利益が前期比15%以上の伸びを見せています。
長い期間成長しているのは、経営の腕の良さと、事業基盤の固さを示しており、好印象です。
売上、利益の伸びの理由は、価格設定の適正化と、海外駐車場の売上です。
駐車場の価格設定は生命線であり、本業がうまく回っている証拠となっています。
本業のベースがしっかりしているのは安心できますね。
そして、海外駐車場に関しては、伸びている新興市場への取り組みが、すでに結果となって表れていることも、素晴らしいです。
海外売上が前期比+22.5%増と、市場の伸びを含めて、将来に楽しみがたくさんあります。
また、売上以外の要素では、管理費の削減も積極的に行っていて、利益率向上に大きく貢献しています。
こういった地味な取り組みは、企業の体質を筋肉質にするので、僕は好きです。
しかし、駐車場以外の事業は地合いが良いとは言いにくく、売上が伸びているのに、利益の伸びがついていっていません。
それでも、この二つの事業は、全体売上から見て、無視できるほどの売上比率ではないので、日本駐車場開発を評価するとき、そこが難しいところです。
総じて、日本駐車場開発は、本業として期待する部分は大きいですが、他の事業の今後に不安があるのでどうしようか、といった感じになります。
最後に、株価に関してですが、1株170円程度と、かなり安いため、価格操作に注意が必要です。
また、今までの値動き幅が小さいこともあり、今後株価がどのようになっていくのか、見えないところがあります。
僕的にはエントリーが難しい銘柄かな、という印象です。
おすすめ度は?
★★☆☆☆
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【企業研究】エスユーエス(6554) を調べてみた!
今日の株紹介はこちら!
エスユーエス(6554)
企業指標
直近の企業指標はこんな感じになっています。
事業内容:IT・機械分野などの技術者派遣とERP導入などシステム・コンサルティングを展開。
各指標(更新日時ベース)
予想PER:16.9倍
PBR:2.9倍
ROE:21.3%
ROA:17.7%
自己資本:2,039百万
有利子負債自己資本比率:15%
過去3年売上平均成長率:18.15%(3年未満)
空売り状況:有
配当利回り(過去3年平均):1%(7円)
株主優待:無
指標的には?
エスユーエスは上場してからまだ2年経っていない会社ですが、会社自体は1999年設立です。割と歴史がありますね。
指標を見ると、PERやROEに関して指標は良いですが、人材系は基本的に指標が良い感じなので、それに漏れずといった評価ですね。
ケチをつけるところの少ない、割といい感じの指標なのではないでしょうか。
これは、低迷する株価に対するアクションだと思います。
しかし、まだ空売り機関が存在することに注意が必要です。
配当金決定により、一時的に株は上昇傾向にありますが、エントリータイミングは考える必要があります。
空売りが治まれば、上昇する余地はまだまだあると思っていますので要チェックですね。
財務状態については、借金はほとんどなく、倒産リスクはありません。
安心な銘柄ですね。
事業内容は?
事業内容については、以下のように分析します!
市場の地合い
まず基本的に、人材派遣の事業は今後伸びていくと思っています。
それは、今後も継続する人手不足問題に対する解となるからです。
単純労働以外では、技術者の人材不足が激しいと言われていますが、僕は、技術者の中で一番伸びていくのは、ソフトウェア技術者や退職の多い専門技術者だと思っています。
エスユーエスは過半がソフトウェア技術者の派遣です。地合いがマッチしていますよね。
事業
エスユーエスの事業は技術者派遣、コンサルティング、その他となっていますが、売上比として、95%が技術者派遣です。
他の事業は利益もほとんどなく、評価対象にはならない感じです。。
技術者のうち、66%がソフトウェア関連の技術者であるため、売上貢献の6割以上がソフトウェア技術者となっています。
派遣の売上は2桁成長を維持しているので、あとは利益率の部分の改善が重要になってきます。
現状の利益率は5%程の増進ですが、成長段階の人材投資をしながらこの成績は、まずまずといったところではないでしょうか。
ただ、気になるのは直近3Qの成績です。
これについては、後述します!
最後に、あまり業績には関係ないですが、エスユーエスには「SUZAKU」という採用マッチングサービスがあります。
まだまだ下火のサービスですが、SKYのクライアントビューのように、広告塔となるような広まりを見せることができるか、期待して見ています。
決算
理由は経常利益の伸びが通年比で悪かったためです。
これを分析していきます。
決算のマイナス要因はもちろん、経常の伸びが悪いことです。
が、採用後の決算であるのが原因なのか、前年も3Qの成績は振るいませんでした。
よってこの決算の落ち込みは事業傾向なのですが、前年3Qより経常利益がさらに下がっているのは気になります。
これを裏付けるように技術者派遣のセグメントとしては、売上高利益率は0.5%低下しています。
この低下が多角化採用によるものであればいいのですが、、
注視していきたいですね。
決算のプラス要因は、売上が上昇していて、特に派遣単価が上昇していることです。
ここから、技術力と信頼を順調に獲得できており、かつ安売りせずに市場期待に応えられているとみることができます。
経常が上がらなかった理由は、採用強化となっていますが、人手不足で採用難の中、新規技術者を採用できているところはプラス要素です。
人材不足が大変な事態になっていく中、ソフトウェア技術者の伸びに期待する方は、期待をこめて是非エスユーエスにエントリーしていきたいですね!
おすすめ度は?
最終的なオススメ度はこんな感じです。
★★★☆☆(空売りには気を付けつつ、、)
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ポイント還元中♪
【企業研究】アドバンテッジリスクマネジメント(8769) を調べてみた!
今日の株紹介はこちら!
健康経営、人材開発を支援する、アドバンテッジリスクマネジメント(8769)です!
ARM(8769)
企業指標
事業内容:メンタリティマネジメント。就業障がい者支援や所得補償保険の代理店。
各指標(更新日時ベース)
予想PER:20.78倍
PBR:4.79倍
ROE:22.6%
ROA:19.2%
自己資本:2,823百万
有利子負債自己資本比率:6%
過去3年売上平均成長率:7.25%
空売り状況:無
配当利回り(過去3年平均):1.55%(10円)
株主優待:有
株主優待内容
指標的には?
現在のPERは普通ですが、ROE、ROA共に高く、利益率が高いです。
さらに近年の売上も上昇傾向です。
今後も成長しそうな感じですね。
自己資本も多く、借金もほぼないため、倒産リスクはありません。
また、配当金が少し出ます。
値段は安いですが、株価が低いだけに、配当割合はそこそこになっています。
さらに、面白い株主優待があります。
自社メンタルヘルス利用権です。何か利用するのが怖くなりますが、、!
疲れてる方、ご自分のチェックにいかがでしょうか。
指標評価
成長性 :★★★
持続性 :★★☆
配当・優待 :★☆☆
事業内容は?
ARMはメンタリティマネジメント事業が主な収益で、他には就業障碍者支援事業、リスクファイナンス事業といったものもあります。
売上的に、70%、23%、7%といった割合です。
俯瞰して見ると、CSR関連の銘柄に見えますね。
CSRというと、企業の利益追求と相反する概念と思われがちですが、利益を出せるかどうかは企業の体質と市場環境の問題です。
そういった概念と関係なく、僕はこの銘柄の独自性に注目しています。
ARMで面白いのは、メンタリティマネジメント事業の決算内容ですね。
中規模で比較的財務に余裕がある企業に対して、健康経営、人材開発のソリューションを売り込み、売上が伸びています。
これは、人手不足と人材流出が問題となっている昨今の流れに上手く応えられているということで、好印象です。
ミドルマーケットという目のつけどころも素晴らしいです。
また、何より一番良いのは、顧客拡大による増収にも関わらず、各種費用との割合である売上高費用比率が低下している点です。
通常は規模を拡大すると販管費が膨張し、利益率が下がるのですが、その逆をいっているということで、事業の効率が非常に高いことを示唆しています!
今後利益を拡大する地合いができているのは心強いですね。
さらにヘルステック社との提携でAI導入を行う予定となっており、効率化の流れは今後もありそうです!
他の事業は費用がかかっているので、上記プラス要因とのバランスを見る必要がありますが、私は、モノやサービスの提供と同時に、その使い方をコンサルするような事業を行っている企業に、ついつい夢を見てしまいます。
東証1部で異彩を放つ、ARM、注目です!
おすすめ度は?
★★★☆☆
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