エフオン(9514) を調べてみた!
今日の株紹介はこちら!
エフオン(9514)
事業内容:省エネ支援とバイオマス発電
各指標(更新日時ベース):
PER:6.8
PBR:1.07
ROE:16.2
ROA:8.5
自己資本:41.47%
有利子負債自己資本比率:143.58%
過去3年売上平均成長率:4.92%
配当利回り(過去3年平均):0.77%
権利付き最終日:2020年06月25日(木)
指標的には?
PERが低く、ROEが高いので指標としては割安感があり、うまくお金を使えています。
売上も上がり調子でイイ感じです。
ただし、発電所の建設等により、有利子負債自己資本比率が100%超えており、若干の自転車操業です。
事業内容は?
バイオマス発電は、木質廃材などの有機ゴミを直接燃焼し、発生する熱を利用して蒸気でタービンを回す仕組みです。
エフオンは、この技術(グリーン)と、省エネ支援サービス(省エネ)の両輪で売り上げている会社です。
今期は、省エネについては営業利益がマイナスとなっていて、事業としては戦力になっていません。
(個人的にはこういったソフト面は力を入れてほしいのですが、発電所ベースになると活用が厳しいのかもしれません。)
グリーンについては、売上、営業利益率共に横ばいとなっています。
バイオマスは木質廃材を使用しているため、その燃焼効率が肝になります。
木が乾燥していればすぐに燃え、湿っていれば燃やすまでエネルギーが必要なため、気候などの影響を受けやすく、効率は天候に左右されます。
そして、この事業には個人的に一番気になるところがあります。
グリーンの売上に寄与する部分に、FIT法というものがあります。
これは、原発事故を発端に検討されるようになった、再生可能エネルギー電気の調達のため、政府がお金を出して促進するという法律です。
今まで、その法適用により、半固定の買い取り価格がついており、実際の市場価格よりも上乗せ分があり、それが売上に寄与していたのです。
その買い取り価格が、2021年4月より市場連動型になるため、売上が減る可能性が高いのです。
2018年12月に太陽光発電に対する認定条件が改訂され、再生エネルギーに対する政府の後押しが減っていく傾向も見えています。
自分のお金を預けるには、正直、これが痛すぎるのです。
エフオンは、純国産にこだわり、日田、豊後大野、白河の3つの発電所を持っています。
また、2つの発電所の建設・計画も進めています。決算資料を見ても、経営者が使命感に溢れているのも見てとれます。
これ自体はとても素晴らしいことで、将来を見据えた、可能性のある事業であると思います。
ですが、株でお金を調達している以上、株主に対する利益達成責任はつきまとうのです。
今後の戦略的な絵が描けているか、その点を評価する必要があります。
おすすめ度は?
★★☆☆☆(やめとこ)
※投資は自己責任なので慎重に。
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