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15歳の天才を潰してはいけない

こんばんは。

 

先々日、ITに関する仕事をしている人にとって明るいニュースがありましたね。

 

それについて、書きたくなりましたのでご紹介。

 

 

どんなニュース?

 

15歳の少年が、自作言語を開発し、経済産業大臣賞(総合)を受賞したのです。

 

www.bcnretail.com

 

U-22 プログラミング・コンテスト2019

1980年から経済産業省主催として、優れたIT人材の発掘・育成を目的に開催している、作品提出型のプログラミングコンテストです。
2014年からは民間へ移行し、現在は日本からイノベーションを創出し、世界で活躍していくような若者を応援したい、そんな思いに賛同いただいた民間企業に支えられて開催を継続、今年で通算40回目を迎えます。

 

由緒ある大会で若者が大賞とは、なんとも素晴らしいことですね!!

 

僕はこの少年のように才能ある方は、凡人を押し退けてどんどん上にいってほしいと考えています。

 

本当の天才は、ナチュラルに上にいくので、彼は全く心配いりませんが。

 

で、本題は以下。

 

コードを見てみた

 

僕は天才がどのようなコードを書くのか興味があったので、ツイッターでGitが公開されていたので、斜め読みしました。(設計などを詳しくは見れていません。)

 

でも僕は凡人で、凡人が集まる大企業で働いてきてレビューを受けてきた経験から、凡人の大人がマウントを取るためにレビューで言いそうな浅いコメントをまとめて対策しておきます。

 

  • gotoすんな

→全体の設計が頭に入っているんであれば可読性なんかいらない。忘れるのは凡人だから。貴方はこのコードのメンテナンスにかかわることはない。

  • コメントが少ない

→全体の設計が頭に入っているんであれば以下略

→全体の設計が頭に入っているんであれば以下略

  • 関数が長い部分がある

→基本的に十分にネストは浅いので問題ない。

  • ドキュメントがない

→貴方のための開発じゃない。作り中って言ってるから待ちなさい。

 

上記をもし言ってくる人がいたら、凡人確定です。意見は無視されるべき。

 

彼の更なる飛躍のためには、仕様要件、設計に関する天才の意見が必要です。

 

今見直そうと思ったら、ソースコード公開ツイートが消えてましたので、Git紹介は避けます・・。残念。。

 

毎回思う天才プログラマーという呼称に対する違和感

ここからは想像や僕の考えを交えた話になりますが。

 

彼への呼称が「天才プログラマー」なことに僕はすごく疑問を持ちます。

 

彼は天才ですが、プログラマーの枠ではありません。

 

天才開発者です。

 

だから、プログラマーという言葉を使う人は、彼の凄さをわかっていないのでは、と感じてしまいます。(敢えてIT開発者のイメージで言っているのだとしても)

 

プログラマ - Wikipedia

 

彼のすごさは、問題発見能力構想力なのです。

 

自分で課題を見つけ、それを解決する道筋を建てられたことが、非凡なのです。

 

プログラムはただのツールです。

 

だから、短期間で言語を仕上げられたことは、仕様及び設計のスマートさの賜物であって、決して、プログラミング技術で成り立っているものではないわけです。

 

最後に

 

天才開発者が手段としてソフトウェアを利用してくれたその事実が、僕は嬉しく、業界へのギフトです。

 

彼が今後、ITを離れたとしても、続けてくれたとしても、その能力を存分に発揮できる環境が用意されることを願うばかりです。

 

本当に受賞おめでとうございます!