調べたから、とにかく見ていってよブログ!!

日々思ったこと、調べたことを、色々書きます。

選挙を受験する男、立花孝志

さて、今日は流れついて以下の動画を見ていました。

 

www.youtube.com

 

この二人の絵面だけで、炎上しそうですね。立花x堀江の対談です。

 

さて、立花さんは、メディアでは完全にイロモノとして認知されていて、普通の人は、ヤバイ人には近づかない、という本能が働いて、名前を見るだけで目を背けるでしょう。

 

僕もそう思っていたのですが、偶然この動画を見ていて、やっと彼を理解できたので、記事にしようと思いました。

 

 

皆さんが「選挙」という単語で連想するイメージは、「議員」であり、「法を変える」ことであり、そして「権力」ではないでしょうか。

 

普通は、その通りだと思います。そして、選挙というシステムもそのために生まれたはずです。

 

しかし、立花さんは、議員という立場にも、法を変えることにも、権力にも興味がないのです。彼の目的はただ一つ、選挙で勝つことです。そのために選挙を戦っています。

 

そんな奴がいるのか!?モチベーションが保てないだろう!と思う貴方。その感覚こそが、よく疑えと言われている既成概念です。

 

僕らの過去を振り返るとどうでしょうか。

 

高校を選択するときに、高校で学びたいことを明確に決めて受験に臨んだでしょうか。

 

あるいは大学で、単位のためだけに勉強したことはないでしょうか。

 

会社に入るためだけに、面接対策をしたことはないでしょうか。

 

彼はきっと、その時の価値観と同じような姿勢で選挙に臨んでいるわけです。そしてその為に全力を尽くしているのです。

 

選挙で結果を出した彼は、選挙という名の難関大学に合格したわけです。選挙の世界では、間違いなく、彼は優等生なのです。

 

 

 

 

選挙というものは政治を行うための権利を得るためにある、目的としては、間違いないでしょう。

 

ただ、受験で難関校に入る感覚で選挙に参加する奴が現れた。それが立花孝志なのです。

 

既成概念を壊した同士で息があうのか、堀江さんもどこか楽しそうです。おそらく、自分と同じような立場にいる人をリスペクトしているのだと思います。

 

 

さて、ここまで至った時、彼を一方的に責める気にはなれず、むしろ政治を目的とした選挙システム自体の破綻をみるのは、間違いなのでしょうか。社会システムの見直しが迫られているような気がしてなりません。

 

※この記事は何らかの行動を推奨するものではありませんのであしからず。

【企業研究】プロパティデータバンク(4389) を調べてみた!

今日の株紹介はこちら!

 

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プロパティデータバンク

 

不動産管理クラウドサービスのプロパティデータバンク(4389)です!

 

 

企業指標

事業内容:不動産・施設を管理するクラウドサービスの提供。
各指標(更新日時ベース)
予想PER:23.47倍
PBR:2.95倍
ROE:14.7%
ROA:15.6%
自己資本:1,713百万
有利子負債自己資本比率:0% ★注目!
過去3年売上平均成長率:(3年未満)
空売り状況:なし
配当利回り(過去3年平均):1.09%(8.34円)
株主優待:なし

指標的には?

投資判断の指標としては、そこそこ高いROEと、そこそこの期待値のPERといった感じで、悪くないです。

 

負債がなく無借金経営であるところ、自己資本比率が70%を超えているところから、堅実な経営方針であることが伺えます。

 

他にも、売上高営業利益率、経常利益率は18%を超え、原価に対する売上高が高い傾向にあります。

 

上場は2018年6月なので、上場から1年程度しか経っておらず、その期待を乗せていい銘柄ですね。

 

ただ、企業自体は2000年設立なので、若い会社とは言い難いところです。

 

これも触れたいところなんですが、上場から間もないにも関わらず、配当があります

 

配当はあっても全然良いのですが、上場から間もないこと、クラウドソフトを扱っていること、無借金であること等併せて考えると、投資に回す意識の低さが気になります

 

事業内容は?

地合い

クラウドという言葉はほぼ市民権を得て、現在は省人化のためやサービス拡充のため、クラウドサービスを使っていくというのが常識になっていますから、悪いはずがありません

 

プロパティデータバンクでは、システムの管理等も完全にクラウド側に任せる商品を扱っているため、省人化、効率化を求める企業に間違いなく刺さると思います。

 

特に不動産管理は不動産以外の企業も関わります。市場は大きいでしょう

 

そして、J‐REIT向けで約6割のシェアというトップシェアを持つことは強みになりそうです。

事業

事業としては、クラウドサービスと、ソリューションサービスが主になります。クラウドサービス6割、ソリューションサービス4割の比率です。

 

クラウドベースのビジネスモデルで、ソリューションはクラウドサービスの顧客特注品という扱いのようです。

 

 

よって、クラウドの強みがそのまま企業の強みとなりそうです。

 

強みは決算資料にまとまっていたので、見てみましょう。

 

・インストール不要、インターネットからログイン
・メンテナンスは当社対応
・バージョンアップは当社対応
・万全のセキュリティ体制(ISO/IEC 27017認証取得)

 

ふむふむ。これは機能の強みというより、WEBの強みですね。

 

他社も不動産に関する基本機能はすでに網羅してしまっていて、差別化ができないということでしょう。

 

クラウド上の基礎機能開発はせずに、特注によってサービスを追加してクラウドに繋げ、定期収入を得るのが戦略のようですね。

 

あ、本業とは関係ないのですが、公式HPの品質が低いです。下記が、崩れたときの画面のキャプチャです。

 

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今の時代にこんな崩れ方は逆に珍しいのでは

 

売上には関係ないですし、修正することのメリットデメリットの判断からかもしれませんが、ITに関わる企業のHPがこれでは・・、と思ってしまうのは、考えすぎでしょうか。

 

 

決算

前回の決算では85%減益で衝撃を与えたプロパティデータバンクですが、実際のところどうなのでしょうか。

 

という感じで、決算資料に目を通したのですが・・正直、僕と相性がよくありませんでした

 

まず、一番確認したい事業毎の利益率を全く記載していません。(ここでの記載していないとは、計算によりわかる、ということではなく、株主にわかりやすく表現していない、という意味です。)

 

中期計画も示されていますが、年毎の売上の伸びが+13%,+12%,+11%と年毎に順当に下がっています。

 

これは、伸びしろが限界にきているということを表しているように見えます。

 

つまり、企業として拡大フェーズに入っている、というよりは、回収フェーズに入っているということですね。投資への意識はここから来ているのかもしれません。

 

それだけでも投資を悩ませますが、それ以上に気になることがあります。

 

決算資料では、今の状況を説明しているだけであり、今後、どのような部分を改善して、それがどう数字に生かされていくのかという説明がありません。

 

例えば、経常利益の伸びは+5%目標なのですが、これがどのように来年+16%になり、さらに次の年には11%になるのか、イマイチ僕にはわかりませんでした。

 

売上が上がるということはコストも増加するわけで、その改善は必須です。しかし、コスト削減に関しては何も書いていないのです

 

決算資料を読んだ素直な感想として、僕が重要視する、「合理性」や「計画性」はあまり感じられませんでした。

 

おすすめ度は?

市場の地合いはよく、シェアもあり、今の利益率も悪くないです。

 

ただ、売上を拡大すると確実に販管費は増えるので、コスト削減の施策がない状態だと、僕は買えません

 

 

株ちゃん速報20191024

過去に紹介しましたシュッピンが、大幅増益修正となっています!

 

kabutan.jp

 

 ↓過去記事

babibubebochan.hatenablog.com

 

記事を読んでいただいていた方は織り込み済みかもしれませんが。

 

ただ、一か月ごとの売上推移でこの結果はわかっていたため、出し尽くし感に警戒してください。

 

シュッピンの9月売上は駆け込みが入っているという分析がありますので、その後のリバウンドには注意してくださいね。

15歳の天才を潰してはいけない

こんばんは。

 

先々日、ITに関する仕事をしている人にとって明るいニュースがありましたね。

 

それについて、書きたくなりましたのでご紹介。

 

 

どんなニュース?

 

15歳の少年が、自作言語を開発し、経済産業大臣賞(総合)を受賞したのです。

 

www.bcnretail.com

 

U-22 プログラミング・コンテスト2019

1980年から経済産業省主催として、優れたIT人材の発掘・育成を目的に開催している、作品提出型のプログラミングコンテストです。
2014年からは民間へ移行し、現在は日本からイノベーションを創出し、世界で活躍していくような若者を応援したい、そんな思いに賛同いただいた民間企業に支えられて開催を継続、今年で通算40回目を迎えます。

 

由緒ある大会で若者が大賞とは、なんとも素晴らしいことですね!!

 

僕はこの少年のように才能ある方は、凡人を押し退けてどんどん上にいってほしいと考えています。

 

本当の天才は、ナチュラルに上にいくので、彼は全く心配いりませんが。

 

で、本題は以下。

 

コードを見てみた

 

僕は天才がどのようなコードを書くのか興味があったので、ツイッターでGitが公開されていたので、斜め読みしました。(設計などを詳しくは見れていません。)

 

でも僕は凡人で、凡人が集まる大企業で働いてきてレビューを受けてきた経験から、凡人の大人がマウントを取るためにレビューで言いそうな浅いコメントをまとめて対策しておきます。

 

  • gotoすんな

→全体の設計が頭に入っているんであれば可読性なんかいらない。忘れるのは凡人だから。貴方はこのコードのメンテナンスにかかわることはない。

  • コメントが少ない

→全体の設計が頭に入っているんであれば以下略

→全体の設計が頭に入っているんであれば以下略

  • 関数が長い部分がある

→基本的に十分にネストは浅いので問題ない。

  • ドキュメントがない

→貴方のための開発じゃない。作り中って言ってるから待ちなさい。

 

上記をもし言ってくる人がいたら、凡人確定です。意見は無視されるべき。

 

彼の更なる飛躍のためには、仕様要件、設計に関する天才の意見が必要です。

 

今見直そうと思ったら、ソースコード公開ツイートが消えてましたので、Git紹介は避けます・・。残念。。

 

毎回思う天才プログラマーという呼称に対する違和感

ここからは想像や僕の考えを交えた話になりますが。

 

彼への呼称が「天才プログラマー」なことに僕はすごく疑問を持ちます。

 

彼は天才ですが、プログラマーの枠ではありません。

 

天才開発者です。

 

だから、プログラマーという言葉を使う人は、彼の凄さをわかっていないのでは、と感じてしまいます。(敢えてIT開発者のイメージで言っているのだとしても)

 

プログラマ - Wikipedia

 

彼のすごさは、問題発見能力構想力なのです。

 

自分で課題を見つけ、それを解決する道筋を建てられたことが、非凡なのです。

 

プログラムはただのツールです。

 

だから、短期間で言語を仕上げられたことは、仕様及び設計のスマートさの賜物であって、決して、プログラミング技術で成り立っているものではないわけです。

 

最後に

 

天才開発者が手段としてソフトウェアを利用してくれたその事実が、僕は嬉しく、業界へのギフトです。

 

彼が今後、ITを離れたとしても、続けてくれたとしても、その能力を存分に発揮できる環境が用意されることを願うばかりです。

 

本当に受賞おめでとうございます!

 

 

無限落とし穴状態のQR決済

こんばんは。

 

今日はQR(バーコード)決済の落とし穴についてです。

 

もう聞き飽きた?いえいえ、そんなことないはずです。

 

QR決済には落とし穴が無限にありますので、今回の僕の失敗を参考にまた一つ問題回避できるようになってください!

 

 

一体何が起きた?

さて、皆さんもご存じのように、消費税増税後の景気刺激策として、キャッシュレス決済によるキャッシュバックが様々なサービスで行われています。

 

この流れで、現金決済なんて勿体ないですよね。僕は基本的にキャッシュレス決済を行っています。

 

主に使っているのは、楽天Pay、楽天Edy、あとは各種クレジットカードです。

 

そんな状況の中、今日は旅行帰りだったので、おみやげを買おうとしたとき、その悲劇は起こりました。

 

店員さんがいくらバーコードを読み込もうとしても、認識しないのです。

 

格闘すること10分、最終的にはPay支払いはあきらめ、カードにしました。

 

一体誰が悪かったのでしょうか。何が悪かったのでしょうか。

 

QR決済を行う前の前提条件

 

まず、QR決済に関して、利用者が漏れなく得をするために、店員さんと協力してくぐり抜けなければならない落とし穴はいくつもあります。

 

今回のケースで、問題の箇所を明らかにするために、キャッシュレス決済の流れを改めて書き起こしてみました。

 

  1. 自分の準備しているキャッシュレスサービスが何かを把握しておく
  2. 自分の準備しているポイントサービスが何かを把握しておく
  3. お店がどのキャッシュレスサービスに対応しているか確認する
  4. お店がどのキャッシュレスサービスに対してキャッシュバック対応しているかを確認する
  5. お店のポイントサービスが何かを確認する
  6. この組み合わせの中で、お店に対して一番得するサービスを決定する
  7. キャッシュレスサービスを提示できるよう取り出す(※1)
  8. ポイントサービスを併用する場合は提示順で出せるように準備する(※1)
  9. 決定したサービスの残高が現在の買い物よりも高いかを把握し、不足ならば残高をチャージする(※1)
  10. レジに商品を置いた際、ポイントサービスを店員に伝える(※2)
  11. ポイントサービスを提示する(※2)
  12. 店員がポイントサービス対応を行う(※2)
  13. ポイントサービスが完了したら、キャッシュレス対応の準備を素早く行う(※2)
  14. キャッシュレスサービスが何かを店員に伝える(※2)
  15. キャッシュレスサービスを提示する(※2)
  16. 店員がキャッシュレス対応を行う(※2)
  17. 表示された支払い額を確認する(※2)
  18. 商品を受け取る(※2)
  19. レシートを受け取る(※2)


※1 片手あるいは抱えた商品を持った状態で行う
※2 レジに並んでいる人がいる場合は、その人の目の前で行う

 

いやぁ。。もはや修行ですね。

 

しかも、この流れのどこかでミスると3に戻る可能性があるという罰ゲームつきです。 

 

その代わりに得られる利益は多くても10%程度

 

会社でシステムを扱っている僕としては、こんなものを一般ユーザに求める時点で流行らないのは確実と思いますが、それはさておき。

 

問題発生個所

 

今回問題が発生したのは、「16.店員がキャッシュレス対応を行う」の部分です。

 

このタイミングで問題が起きると、時間はかかるし、後ろの目は気になるし、自分が店員さんに悪いことしているみたいだし、最悪な気分になるんですよね。。今回もそうでした。

 

でも、今回は店員さんのQR決済に対する知識はあり、その上でダメだったのです。

 

つまり前提条件が悪いんです。 

 

原因はもっと前だということです。

 

原因

 

結論を先に言ってしまうと、問題の原因は、スマホの画面の明るさが足りなかったことです。

 

つまり、「キャッシュレスサービスを提示する」が失敗していたわけで、悪かったのは僕です。

 

でも言い訳します。

 

間違いなく、画面の明るさは100%でした。楽天Payのバーコードをタップして、明るくもしました。明度バーの位置確認も間違いなくしたんです。

 

ホントに、明るさに関する項目は全て確認したんですよ。

 

。。スマホがバッテリーセーブモードだということを除いて。

 

Androidのシステムも確認しなくてはいけなかったなんて、、盲点でした。がっかり。

対策

長時間の旅の後など、スマホの電池が減ってきたら、スマホのモードを意識しましょう。

 

というより、特別な状況を除いて、バッテリーセーブモードはOFFにしましょう。害悪なだけです。

 

最後に

 

店員さんごめんなさい。

 

 

株ちゃん速報20191017

Hameeですが、本日売りました。

 

理由は、機関の空売りです。

 

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3日連続でどれくらい売ってるのかというほど、売られていますね。

 

こういったときは、空売りが上昇したタイミングの株価から30%が目安になります。

 

10/7の高値1138なので、796円ですね。

 

ただ、ここまで下がるかというと、それはないかな、という感じ。

 

決算がとても良いので、下げきれないでしょう。

 

おそらく、900円台までは落ちると考え、今は機関の買戻しが見えるまで待ちます!

 

機関の買戻しが始まったら、これを待たず買いますが♪

 

さて、どうなるでしょう。

【企業研究】日本駐車場開発(2353) を調べてみた!

今日の株紹介はこちら!

 

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日本駐車場開発(2353)

 

駐車場リース、スキー場運営、テーマパーク運営の日本駐車場開発(2353)です!

 

 

企業指標

事業内容:駐車場サブリース、傘下でスキー場、テーマパークを展開。商業施設での運営受託も。
各指標(更新日時ベース)
予想PER:20.71倍
PBR:6.42倍
ROE:32.1%
ROA:17.3%
自己資本比率:37.0%
有利子負債自己資本比率:69%
過去3年売上平均成長率:5.29%
空売り状況:無
配当利回り:2.56%(4.5円)
株主優待:有


指標的には?

PERは、他のパーク24(4666),パラカ(4809),アズーム(3496)といった他企業も低めですが、その中でも、日本駐車場開発は少し低めです。

 

ただ、特別な割高感、割安感はありません。

 

ROEは高いですが、この銘柄はROA基準で見るべきです。

 

日本駐車場開発に関しては、ROAも高めなので、指標としては良い感じです。

  

そして、借金の割合が70%程度ですね。

 

リース事業なので、投資が先行するのは仕方ないことですが、この水準は他の同業と比べて低いです!

 

また、配当金もしっかり出ています。

 

配当金が2%を超えてる株を紹介したのは初めてかもしれません。

 

持ち続けて損のない株といえるでしょう!

 

配当・優待

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日本駐車場開発(2353)の株主優待

優待は、全体的にアウトドアをよくする方なら、使える場面があるかもしれません。

 

ただ、全員に魅力的な優待ではありませんね。

 

ちなみに、1000株となっていますが、現在株価は200円未満なので、そこまで大きな投資ではありません。ご安心を。

 

事業内容は?

事業内容は、駐車場のリースと、スキー場の運営テーマパークの運営と主に3つあります。

 

売上比率は、駐車場68%残りをスキー場、テーマパークで等分といったところです。

 

市場の地合い

まず、駐車場に関してです。

 

日本の自動車市場は横ばいです。

 

よって、国内にこれから車がいきなり増えることもありませんし、急激に減ることもありません。

 

ただ、MaaSは今後増えていくことが期待できますので、どのようなサービスを提供できるかが今後の価値を作ります。

 

さらに、新興国では車の需要は伸びています。よって海外市場はまだ期待ができます。

 

他の事業に関しては、現状のところ、特出した動きは想像できません。

 

地合いとしては横ばいだと思います。

 

事業

日本駐車場開発は全体の70%の売上を誇る駐車場事業で、右肩上がりの伸びを見せています。

 

この事業は5年以上売上が伸び続けていて、直近決算では、経常利益が前期比15%以上の伸びを見せています。

 

長い期間成長しているのは、経営の腕の良さと、事業基盤の固さを示しており、好印象です。

 

 

売上、利益の伸びの理由は、価格設定の適正化と、海外駐車場の売上です。

 

駐車場の価格設定は生命線であり、本業がうまく回っている証拠となっています。

 

本業のベースがしっかりしているのは安心できますね。

 

そして、海外駐車場に関しては、伸びている新興市場への取り組みが、すでに結果となって表れていることも、素晴らしいです。

 

海外売上が前期比+22.5%増と、市場の伸びを含めて、将来に楽しみがたくさんあります。

 

また、売上以外の要素では、管理費の削減も積極的に行っていて、利益率向上に大きく貢献しています。

 

こういった地味な取り組みは、企業の体質を筋肉質にするので、僕は好きです。

 

 

 

しかし、駐車場以外の事業は地合いが良いとは言いにくく、売上が伸びているのに、利益の伸びがついていっていません。

 

それでも、この二つの事業は、全体売上から見て、無視できるほどの売上比率ではないので、日本駐車場開発を評価するとき、そこが難しいところです。

 

総じて、日本駐車場開発は、本業として期待する部分は大きいですが、他の事業の今後に不安があるのでどうしようか、といった感じになります。

 

 

最後に、株価に関してですが、1株170円程度と、かなり安いため、価格操作に注意が必要です。

 

また、今までの値動き幅が小さいこともあり、今後株価がどのようになっていくのか、見えないところがあります。

 

僕的にはエントリーが難しい銘柄かな、という印象です。

 

おすすめ度は?

★★☆☆☆

 

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