【企業研究】エスユーエス(6554) を調べてみた!
今日の株紹介はこちら!
エスユーエス(6554)
企業指標
直近の企業指標はこんな感じになっています。
事業内容:IT・機械分野などの技術者派遣とERP導入などシステム・コンサルティングを展開。
各指標(更新日時ベース)
予想PER:16.9倍
PBR:2.9倍
ROE:21.3%
ROA:17.7%
自己資本:2,039百万
有利子負債自己資本比率:15%
過去3年売上平均成長率:18.15%(3年未満)
空売り状況:有
配当利回り(過去3年平均):1%(7円)
株主優待:無
指標的には?
エスユーエスは上場してからまだ2年経っていない会社ですが、会社自体は1999年設立です。割と歴史がありますね。
指標を見ると、PERやROEに関して指標は良いですが、人材系は基本的に指標が良い感じなので、それに漏れずといった評価ですね。
ケチをつけるところの少ない、割といい感じの指標なのではないでしょうか。
これは、低迷する株価に対するアクションだと思います。
しかし、まだ空売り機関が存在することに注意が必要です。
配当金決定により、一時的に株は上昇傾向にありますが、エントリータイミングは考える必要があります。
空売りが治まれば、上昇する余地はまだまだあると思っていますので要チェックですね。
財務状態については、借金はほとんどなく、倒産リスクはありません。
安心な銘柄ですね。
事業内容は?
事業内容については、以下のように分析します!
市場の地合い
まず基本的に、人材派遣の事業は今後伸びていくと思っています。
それは、今後も継続する人手不足問題に対する解となるからです。
単純労働以外では、技術者の人材不足が激しいと言われていますが、僕は、技術者の中で一番伸びていくのは、ソフトウェア技術者や退職の多い専門技術者だと思っています。
エスユーエスは過半がソフトウェア技術者の派遣です。地合いがマッチしていますよね。
事業
エスユーエスの事業は技術者派遣、コンサルティング、その他となっていますが、売上比として、95%が技術者派遣です。
他の事業は利益もほとんどなく、評価対象にはならない感じです。。
技術者のうち、66%がソフトウェア関連の技術者であるため、売上貢献の6割以上がソフトウェア技術者となっています。
派遣の売上は2桁成長を維持しているので、あとは利益率の部分の改善が重要になってきます。
現状の利益率は5%程の増進ですが、成長段階の人材投資をしながらこの成績は、まずまずといったところではないでしょうか。
ただ、気になるのは直近3Qの成績です。
これについては、後述します!
最後に、あまり業績には関係ないですが、エスユーエスには「SUZAKU」という採用マッチングサービスがあります。
まだまだ下火のサービスですが、SKYのクライアントビューのように、広告塔となるような広まりを見せることができるか、期待して見ています。
決算
理由は経常利益の伸びが通年比で悪かったためです。
これを分析していきます。
決算のマイナス要因はもちろん、経常の伸びが悪いことです。
が、採用後の決算であるのが原因なのか、前年も3Qの成績は振るいませんでした。
よってこの決算の落ち込みは事業傾向なのですが、前年3Qより経常利益がさらに下がっているのは気になります。
これを裏付けるように技術者派遣のセグメントとしては、売上高利益率は0.5%低下しています。
この低下が多角化採用によるものであればいいのですが、、
注視していきたいですね。
決算のプラス要因は、売上が上昇していて、特に派遣単価が上昇していることです。
ここから、技術力と信頼を順調に獲得できており、かつ安売りせずに市場期待に応えられているとみることができます。
経常が上がらなかった理由は、採用強化となっていますが、人手不足で採用難の中、新規技術者を採用できているところはプラス要素です。
人材不足が大変な事態になっていく中、ソフトウェア技術者の伸びに期待する方は、期待をこめて是非エスユーエスにエントリーしていきたいですね!
おすすめ度は?
最終的なオススメ度はこんな感じです。
★★★☆☆(空売りには気を付けつつ、、)
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